経審(経営事項審査)の解説

経審(経営事項審査)の解説 >  経審改正(経営事項審査改正) >  平成20年4月経審改正

平成20年4月経審改正 | 経審(経営事項審査)の解説

平成20年1月31日に経審改正詳細が公表されました。
平成20年4月経審改正では、評価項目および基準の見直しが行われ、制度開始以来の大幅な経審改正が行われました。

今回の経審改正では、大幅な評価項目の改正が行われたため、会社の状況によっては従来の評点から大きく変わる可能性があります。 大企業においては、完工高評点X1の上限金額が1000億円に引き下げられ、かつ、ウェイトが0.35から0.25に引き下げられました。 また、中小企業においては、完工高評点X1の最低点が400点に引き下げられ、かつ、小規模業者間で差がつくように評点テーブルが改正されています。 さらに、労働福祉の状況点数の下限が撤廃されるため、保険未加入のマイナス点がその他評点Wを大きく下げる可能性があります。
主な経審改正内容は以下の通りです。

■ 完工高評点X1

X1, X2については、完工高、利益、自己資本をバランス良く加味した規模評価となるように変更

  1. 完工高評点X1ウェイト引き下げ(0.35→0.25)
  2. 上限金額を2000億円から1000億円に引き下げ
  3. 小規模業者間で差がつくように評点テーブル修正
  4. 最低点を400点程度に引き下げ
  5. 評点幅 2,268~390点

■ 経営規模評点X2

  1. 従来の評価項目廃止
  2. 平均利益額および自己資本額を評点化
  3. 利払前税引前償却前利益(=営業利益+減価償却費)を使用
  4. 自己資本額 上限3,000億円、下限1,000万円未満として点数化
  5. 平均利益額 上限300億円、下限0億円として点数化
  6. 自己資本額点数と平均利益額点数を加算した数値を企業規模数値として評点テーブルに当てはめてX2を算出

■ 経営状況評点Y

企業実態を的確に反映するように全面的に見直し、8つの指標で評価するように変更

■ 技術力評点Z

より的確に技術力を評価できるように改正

  1. ウェイト引き上げ(0.2→0.25)
  2. 技術者数と元請完工高をそれぞれ数値化したものの合計を評価
  3. 基幹技能者について新たに加点
  4. 監理技術者講習の受講者に加点
  5. 評点テーブルを線形式化

■ 社会性等評点W

社会的責任の果たし方によって差がつくように改正

  1. 上限引き上げ
  2. 労働福祉の状況、建設業の営業年数、防災活動への貢献の状況について、加点/減点幅を拡大
  3. 会計監査人又は会計参与の設置状況や経理チェック体制を加点評価
  4. 研究開発費の額を評点化
  5. 自己申告による評価項目(賃金不払件数・安全成績)を廃止
  6. 労働福祉の状況の点数下限を撤廃(保険未加入のマイナスがWに影響)
  7. 評点幅 1,750~0点

トップ
免責事項
サイト運営者
経審申請(経営事項審査申請)
経営状況分析申請
経営規模・総合評定値請求
経営規模 手数料一覧表
工種間完工高積み上げ(振替)
総合評点P
完成工事高評点X1
経営規模評点評点X2
経営状況評点Y
技術力評点Z
その他評点W
技術職員資格区分
建設業業種区分
特殊事例
経審改正
平成30年4月改正
平成28年11月改正
平成28年6月改正
平成27年4月改正
平成24年7月改正
平成23年4月改正
平成20年4月改正
平成18年5月以前
関連サイト
建設業財務諸表解説
経審ランキング